水戸黄門とへっぽこ殿様
どーも僕です。
僕の高校時代の友人について思ったことを今日は書きます。
友人は東大に確実に現役で受かるだろうとされておりながら、
落ちてしまい、一浪して東大に入学しました。
あのTOUDAIにです。
すごいなーと。
僕なんて逆立ちしても、地球が逆回転しても受かることはできないしと
素直に感心してました。
そんな友人も卒業して社会人になり久しぶりにTwitterやFBを見ると。。。。
要所要所での「私、東大生でしたアピール」
もはや「私が東大ですけどなにか??」
と言っているかのようなありさま。
いや、確かにすごいけども自分でそこまで言わなくていいんでない??
しかも卒業してまで東大にしがみつく??
まるでお客様は神様ですとお客さん側が言っているみたいな違和感を覚え
この違和感の正体はなにかを考えてました。
すると、時代劇の水戸黄門に答えがありました。
皆さん、ご存知の先の副将軍水戸光圀が悪を懲らしめていく話ですね。
その終盤のお決まりが
光圀「助さん、格さん、もういいでしょう」
格さん「この紋所が目に入らぬか!こちらにおわす御方をどなたと心得る!おそれおおくも先の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ!」
助さん「一同!御老公の御前である!頭が高い!ひかえおろう!」
これなんです。
このシーンの少し前にたいていは
へっこ悪殿様「無礼であろう!余は○○ぞ!」
みたいなシーンもありますね。
この水戸光圀とへっぽこ悪殿様、2人とも
善悪は別としてすごいはすごいです。
だってお殿様だからねぇ。
ですが決定的な違いがあります。
それは
「すごいという事実を自分て言ってしまうか否か」です。
水戸光圀は自分で口火を切っときながら
途中、助格に言わせてますからね。
たぶん、試行錯誤した結果、
「ここおれが言わないで助格に言わせたほうがすごさ伝わんじゃね??」
とか思ったんでしょうね。
さすが黄門様。
それに比べ、へっぽこ殿様は
焦りからか自分で言ってしまってます。
「そのジーパンダサくない?」と言われてしまい、
「でもマックミランだからねぇ」と言うように。
なので、これからは友人の東大投稿を見ても
あーへっぽこ殿様タイプだなーと思って
寛大な心で過ごせそうです。
ありがとう水戸黄門!!