嘘はつくものでないし、嘘をつくなら突き通すしかない~セクシー女優の手は柔らかい~
どーも、モテない会社員です。
最近地元の某レンタルDVD屋さんが閉店していて、
もう映画や音楽をCDやDVDで借りる時代は終わりつつあるのだなと感じました。
確かに、いまやスマホがあれば映画やドラマも見れてしまう動画会員サイトも多々あるので、
お店に行って見たい映画を探すために足を棒にすることもDVDを返すのを忘れて延滞料金を無駄に取られることもなくて困ることはないのですが、
行き慣れたお店が閉店するのはさびしいですね。
その閉店したお店での大切な思い出がありましたからね。。
あれは大学4年生の春、理系学生であった僕は研究室に入りたてでしたが、就活の説明会や面接を言い訳に大学に行くのをさぼりまくっておりました。
まー本当に説明会に行っていることもありましたが、純粋に研究室をさぼっていたこともありました。割合的に説明会2のがちさぼり8くらいのくず学生でした。
いつものように研究室をさぼって地元のレンタルショップで「男の楽園」という名のR18コーナーで新作をチェックしているとあるポスターが目に留まりました。
「●●ちゃん(セクシー女優)来店!握手会のお知らせ!」
!!当時一番好きな女優さんで何度お世話になったことか。。。
その人に生で会える!
しかも合法的に初めて女性の手を握れる(正確には握手)できるなんて!
これは行くっきゃない!
とるんるんになっていたところ一つ問題が発生しました。
それは握手会の日程が研究室の週一のゼミ会とまるかぶりということ。
普段の実験などは特に罪悪感もなくさぼってましたが、ゼミ会だけはさぼっていませんでした。
そこだけは一種プライドのようなものがありました。
「さすがにゼミ会さぼって握手会いくはないよなー、しかもセクシー女優の」と諦めようとしてその女優さんの動画でヌいてましたが、逆効果でした。
「会えるチャンスなんてもうないかもしれない。神様が握手しろと言ってるのだな、あのポスターを見たのも運命だな」とご都合主義全開で自分を正当化し、ゼミ会の日に面接が入った旨を教授に伝えました。
研究室のメンバーにも面接に行くからゼミ会を休むと言い、つじつまが合うように努めました。
ただ他学科のサークルの同期にたまたま会った時に言ってしまったのです、「セクシー女優の握手会明日行ってくるわ!」と。
で、握手会当日、そわそわしながらツタヤに向かい、いつもののれんをくぐりました。
そこにはいつも動画で見ているあの女性が!
すらっとしていて、お目目もばっちり、ほおーやつぱし生で見る方がかわいい!
握手+ポラロイド写真を撮るためにはDVDを買わなければならないので迷わず大好きなジャンル童貞モノを選択し握手コーナーに向かいました。
「ファンです!いつもお世話になってます!」
と恥ずかしいことを言っても笑顔で「ありがとうございます!これからも応援してくださいね^ ^」と言われ、握手。
お手手が柔らかい、、これがプロの手か、と感動し、
戦利品のDVDとポラロイド写真を持って家路につきました。
何事もないように、次の日には研究室に顔を出したのですが、そこで先輩におはようの挨拶よりも先に「握手会どうだった??」と言われ、
「んんんんん????」
なぜバレている?面接に行ってると言っていたのにまさか、先輩もツタヤにいたのか?でも地元違うしな
でも先輩も大ファンなら全然行くか往復2時間くらいだし
とか色々考えましたが、「先輩なんで知ってんですか??」
と聞いたところ、「あー〇〇(僕が握手会行くと言ってしまったサークルの同期)と昨日麻雀してて握手会行く話聞いてさ笑」
ぬぬぬーん、、引退して2年経つからそんな意識してなかったけど、そうだ先輩も同じサークルだったか、、
研究室の先輩のイメージがつきすぎていて完璧に忘れていた、、
てかあいつ、麻雀中になんで俺の話してんだよ、もっと、話すことあんだろうよ、日本の教育問題とか世界情勢とかよーと色々思いましたがもう後の祭り。
研究室のみんなに知られ、同期の女の子にも「握手会行ったんだよね笑」と軽蔑の眼差しで話しかけられる始末、、絶対にあだ名「サボり握手やろう」になってたと思います。
ここで学んだのは「嘘をつくなら突き通すしかないし突き通せないことは嘘をつかない」ということ。今の時代、SNSも盛んなので浮気やサボりなどもばれやすくなると思います。
皆さんもお気をつけください!!
※このブログは純度ほぼ100%のノンフィクションでお送りしておりますよ。